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”捨てるなんてもったいない”下処理が大切!魚のあら煮のレシピ・作り方

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ちょこっと豆知識

魚のあらには身にない様々な栄養が含まれています。

骨にはカルシウムが豊富に含まれており、骨ごと煮込むことでスープに溶け出します。

皮や頭部分にはコラーゲンがたっぷり含まれており、美肌や関節の健康に良いとされています。

脂肪分にはDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)が豊富です。

あら煮 魚 煮付け

今日は、魚のあらで作る「あら煮」の作り方をご紹介します。

 

魚のあらを捨ててしまっている方も多いのではないでしょうか。

でも、魚によっては立派な一品になりますよ。

今回はシマアジを使用しましたが、金目鯛やブリなど脂がのっていて、大きい魚がおすすめですよ!

 

簡単に作れますが、下処理がとても重要になってくるので是非最後まで見ていってくださいね。

 

 

魚のあら煮の作り方

材料

  • 魚のあら (今回はシマアジ1匹分)
  • 塩 適量
  • A.水 400ml
  • A.醤油 100ml
  • A.酒 50ml
  • A.みりん 50ml
  • A.砂糖 50ml
  • A.生姜スライス3〜4枚
  • A.長ネギの青い部分 1本分

 

下準備

  • 生姜をスライスにする。
  • 長ネギの青い部分は土が残っていることが多いので、よく洗っておく。

 

作り方

  1. 魚のあらに塩を多めにふって、20〜30分置いておく。〔ポイント1〕
  2. 魚を流水で塩を洗い流す。
  3. 塩を洗い流したら、熱湯(90℃)にくぐらせ霜降りをする。〔ポイント2〕
  4. 表面が白っぽくなったら、すぐに冷水にいれる。
  5. 冷水にとったら、よく水気を取っておく。
  6. 鍋か深めのフライパンにAの材料を全ていれる。
  7. 沸々してきたら、水気を取った魚のあらを入れる。
  8. 煮汁をあらにかけながら火を通す。
  9. 火が通ったら魚のあらのみ皿に盛り付ける。
  10. 煮汁を好みの濃さになるまで煮詰める。〔ポイント3〕
  11. 詰まったら、たっぷりとかけて完成。

 

ポイント

〔ポイント1〕

魚に塩をふって置いておくことで、浸透圧で臭いの原因となる水分がでてくる。

 

〔ポイント2〕

熱湯に魚をくぐらせることで臭みをとることができる。

霜降りを行うときは、沸騰したお湯ではなく沸騰直前の温度で。沸騰していると、熱すぎて魚の皮がぼろぼろになってしまう。

※表面が白くなり霜が降りたようになるため、霜降りとよばれている。

 

〔ポイント3〕

脂が多い魚の場合、味が染み込みにくいので煮汁は濃いめに仕上げるのがおすすめ。

 

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