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「サンマルツァーノ種」はイタリア原産のトマトの品種で、特に加工用として有名です。
細長い楕円形をしており、厚い果肉と少ない種が特徴です。
甘みと酸味のバランスが良く、水分が少ないため、濃厚なトマトソースやペーストを作るのに適しています。
今日は、色々なものに使える「基本のトマトソース」の作り方をご紹介します。
例えばパスタであれば、これひとつでさまざまなソースのベースになります。
アマトリチャーナ、アラビアータにペスカトーレと応用ができます。
もちろん鶏肉のトマト煮込みにしたり、ドリアに使ったりとパスタ意外にも使える万能ソースです。
今回のレシピの分量は目安として、必要に応じて量を増やして冷凍で作り置きしておくと便利ですよ。毎回トマトソースを作っていたら大変ですからね。
栄養面でもトマトはとても優れていて、「医者いらず」といわれる食材でもあります。
栄養についてはページ下部にて解説しておりますので、最後までご覧ください。
基本のトマトソースの作り方
材料
- ホールトマト缶 800g〔ポイント1〕
- 玉ねぎ 中1個
- 塩 6g
- にんにく 3かけ
- ローリエ 2枚
- オリーブオイル 大さじ5
下準備
- ホールトマト缶はボウルに入れ、手でつぶす。ヘタなどの固い部分が残っていたら取り除く。
- 玉ねぎは、みじん切りにする。(できる限り細かく)
- にんにくは半分にし、芽をとりつぶしておく。〔ポイント2〕
作り方
- 鍋にオリーブオイルを入れ、つぶしたにんにくを入れ弱火で香りだしをする。〔ポイント3〕
- 香りが十分にでたら、玉ねぎと塩を入れ、中火にしてよく炒める。
- きつね色ぐらいに軽く色づいたらトマト缶とローリエを加える。
- 弱火〜中火にし、たまにかき混ぜながら煮詰めていく。〔ポイント4〕
- 量が半分近くなったら火を止め、ローリエを取り出す。(にんにくは取っても取らなくても、どちらでもOK)
ポイント
〔ポイント1〕
今回のトマトソースにはホールトマトがおすすめ。ホールトマト缶にはサンマルツァーノ種の細長いトマトが使われていて、加熱することで甘みが引き出される。 一方、ダイス(カット)トマトは丸いトマトが使われていることが多く、種も取られているため、ホールトマト缶より酸味が抑えられ、果肉がしっかりしている。 そのため、ホールトマトは煮込み料理やトマトソースとして使うのがおすすめ。 ダイストマトはミネストローネなど果肉を残したい料理に使うのがおすすめ。
〔ポイント2〕
にんにくの芽(芯)は、焦げやすくえぐみもあるので取り除く。
〔ポイント3〕
オイルににんにくの香りを移すときは、冷たいオイルににんにくを入れる。熱いオイルににんにくをいれると、香りが出るまえに焦げてしまう。
〔ポイント4〕
トマトソースを煮詰めるときは、鍋のふちについているものは、旨味が凝縮しているため、ゴムベラでこそぎ落としでトマトソースに混ぜていく。
まとめ
トマトは、植物の中でも群を抜いて三大うまみ成分でもある「グルタミン酸」が豊富です。そのため、加熱して煮詰めたトマトソースは旨味が凝縮されていて、これだけで美味しいソースになっています。
そのほかにもトマトは栄養面でもとても優れていて、ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・カリウムが豊富な食材です。有名なのはリコピンなのではないでしょうか。リコピンはトマトの赤い色素のことで、抗酸化作用に効果があると言われています。
老化防止や、体内が酸性に傾かないようになったりと、いいこと尽くめですね!
生で食べても美味しい、加熱しても美味しいトマトを積極にとっていきましょう。
おすすめのトマト缶
イタリアット ダッテリーニトマト 400g
ダッテリーニトマトのトマト缶は、他で市販されているトマト缶とは別次元で美味しいです。とにかく甘みが強く、濃厚ですね。このトマト缶で一度、トマトソースを作ってみてください!
ただ、なかなか市販されていないのと、少し高めなのがネックですね。
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